誰の心の中にもある、守られた聖域
人の心に内在する心象風景に日々携わる中で、誰の心の中にも、守られた聖域や郷のような領域が在ると知り、私はそれを“心の庭”と名付けました。その庭を介してもたらされる気づきや癒し、変容と成長のプロセスを、”心の庭療法”と呼んでいます。
この”心の庭”で繰り広げられる、自分自身や、魂との対話、導きに沿った歩みの体験は、健やかな自己変容と、意識の次元上昇プロセスをもたらしますが、それは、アビラの聖テレサの教えとの深い一致があったのです…。
アビラの聖テレサとは
16世紀スペインに生きた聖女(1515-1582)で、”イエスのテレサ”、”大テレジア”とも呼ばれています。(”小さき花のテレジア”として知られている19世紀フランスのリジューの聖テレーズは、”小テレジア”とも呼ばれています)の教えについてお話しいたします。彼女は多くの書物を残しており、その時代のカルメル修道会を大改革し、ひとりひとりが心の内なる神聖な領域に入り、神と繋がる純粋な祈りの瞑想を説きました。古代イスラエル聖地カルメル山に始まった、純粋でシンプルな信仰の復活に貢献し、女性初の教会博士の称号を与えられた、謙虚さと勇気ある行動力を示した女性です。
アビラの聖テレサが ”Interior Castle” と呼んだものと、
”心の庭” の類似性
アビラの聖テレサがインテリアル・キャッスル(内なる城/『霊魂の城』とも訳されています)と呼んだものが、何を指すかというと、それは、私たちひとりひとりの心の奥に存在している”霊的領域”なのです。そして、私が”心の庭”と呼ばせていただいているそれも、同じく、人の心の奥に内在する”魂の領域”を指すものです。つまり、どちらも人の「心の内なる魂の領域」を指しているのです。
アビラの聖テレサの教え:Spiritual Path 霊的成長の道
テレサの教えと、”心の庭療法”における、癒しと変容・成長の歩みには、深い類似性があります。
言い換えれば、約500年前のスぺインに生きたテレサの教えは、現代を生きる私たちにとっても、
大いに役立つ、実践的な人生の手ほどきともなるものです。
この度、1/21(日)午後、赤坂にて、アビラの聖テレサの教えについて、研究会で講演させて頂くことになりました。
第53回覚醒医療研究会
覚醒医療への誘い「アビラの聖テレサ“内なる城”と“心の庭”」 ~心臓が心(霊性)のネットワークセンターとして働いている~
開催日時 : 2024年1月21日(日)13:00~16:30
13:00~米田 晃氏講演「心臓と各臓器や脳の関係について」
14:00~大槻麻衣子講演「アビラの聖テレサ“内なる城”と“心の庭”」 16:00~パネルディスカッション
会 場 :「たまサロン」(下記アクセス、案内図参照)
参加費 : 覚醒医療ネットワーク会員2000円(研究員無料)/一般参加者3000円(当日会場支払)
*アーカイブ視聴有(後日、当日の動画を配信します。動画視聴代金は参加費と同額です)
*会場案内
「たまサロン」東京都港区赤坂8ー6ー28 ロータス青山 103号
覚醒医療ネットワーク ホームページ http://kakuseinet.com/
【お申込・お問合せ】 右のQRコード又は下記URLからお申込ください。
あるいは、覚醒医療ネットワーク事務局米田晃
Email:akr-yoneda@nifty.com 携帯090-5511-9140までご連絡ください。
発表者:大槻麻衣子 大槻ホリスティック代表、日本医療催眠学会副理事長、覚醒医療ネットワーク理事
テーマ:「アビラの聖テレサが残した“Interior Castle (内なる城)”の霊的成長の教えと、臨床ヒプノセラピーで扱う『心の庭』との関連性についてお話しします」
内 容 :人の心に内在する心象風景に日々携わる中で、誰の心の中にも、守られた聖域や郷のような領域が在ると知り、それを“心の庭”と名付けました。には、アビラの聖テレサの教えとの深い一致があったのです…。
発表者プロフィール:大槻ホリスティック代表。臨床ヒプノセラピスト。ブライアン・ワイス博士から前世療法を学び、日本にもたらした先駆者のひとり。歴25年、延べ6千人へ臨床経験を持つ。「心の庭療法」開発者。米ハートマス研究所認定トレーナーとして、精神科、心療内科、小児科、獣医等と共にレジリエンスを高めるセルフケアを教える。セラピストの育成、子どもへのセラピーや、子育て支援にも尽力。NPO法人ホリスティックライフ研究所では「ハートフルネス瞑想」オンライン瞑想会を開催。大槻ホリスティックURL:www.otsuki-holistic.com 小田急線相模大野
発表者:米田 晃 人間科学研究所所長、覚醒医療ネットワーク事務局長
テーマ:「心臓と各臓器や脳の関係について」
内 容:現代の脳科学は“脳が心を作り出している”として研究が進められて来ました。ところが、
米国の生理学者ベンジャミン・リベット博士の実験により“脳が行動の指令を出す0.5秒前に体が反応している”ことが証明されました。心は何処にあるのか?昔の人は、心は心臓にあるとして、心を心臓の形(ハートマーク)で表していました。近年ハートマス研究所等の科学では、心臓には多くの神経細胞があり、直感などを司り、心臓が脳に多くの情報を送っていることなどが報告され、心拍変動HRVを整えることの重要性が注目されています。
発表者プロフィール: 1937年、岡山県生まれ、幼少の頃から物理現象に興味を持ち探求、機械工学、電子工学を学び、1961年、㈱日立製作所に入社、25年間コンピュータ開発に従事。種々の体験から創造性開発の研究を始め、1987年人間科学研究所を設立。生命と人間の本質研究、気の研究、超常現象や見えない世界(意識、魂、波動、等)の研究、人間科学研究会、「覚醒ネットワークの集い」開催、講演、他種々の活動を展開する。21世紀を境に人間が進化する「高次元メタ文明」へのアセンションを予見、意識の進化「意識科学」を提唱し意識と病発症の関わり、生命の本質を研究。「覚醒医療ネットワーク」設立に尽力。
著書に『高次元ミロクのメタ文明』(たま出版)。『意識科学』(ナチュラルスピリット)がある。
The Interior Castle
St. Teresa of Avila
New Translation and Introduction
by Mirabai Starr
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