戦後78年の8月6日が、定例の日曜朝瞑想会に
原爆の日の朝、平和祈念式典直後にスタート
平和祈念式典が8時から行われ、終わって間もなく9時から瞑想会がスタートとなります。
このような偶然は必然でもあるかと捉え、また、平和を祈るには最適のタイミングではと思い、定例の瞑想会を予定通り開催することにいたしました。
日曜瞑想会で毎回異なるテーマでお話しする約20分のミニ講話:
いつも日曜朝の瞑想会では、私(大槻麻衣子)が毎回異なるテーマで約20分お話しさせていただいてから、瞑想の誘導を始めるようにしています。例えば、前回7月の会では、「固定概念」についてお話ししました。私たちは、いかに様々な思い込みや固定観念を持ち続けることで自分自身や人を苦しめているか、という内容でした。
約20分から30分以内のトークですが、毎回何かしらの気づきやインスピレーションを得られると、嬉しいフィードバックをいただいています。
8/6の会の講話のテーマは、
先祖と世代間のトラウマの癒し ~Ancestral and Intergenerational Trauma Healing
今回お話しする講話のテーマとして、浮かんできたのが、
数か月前に、私が師のひとりとして尊敬するキャロライン・メイス女史(世界屈指の直観医療家)が紹介されていた、ユダヤ人女性でラビである、ティルザ・ファイアストン心理学博士のお顔でした。
彼女は日本では知られていませんが、ユング派の心理療法家で、ユダヤ教再生運動の指導者であり、ユダヤ教における女性的叡智の伝統の再統合に関する画期的な研究で国際的に広く知られています。
著書では最新作の『Wounds into Wisdom』: Healing Intergenerational Jewish Trauma』(Monkfish、2019年)が、2020年ノーチラス・ブック・アワード心理学部門金賞を受賞しています。
ティルザ先生がおっしゃる民族的集合意識について、先祖のトラウマがいかに子孫の無意識に受け継がれているか、そして子孫である私たちがいかに共有する無意識を癒していくことができるかについて、ほんの少しですが、ご紹介したいと思います。
集合的トラウマの癒しと平和を祈り
ハートフルネス瞑想会を
そして瞑想では、私たち日本人のご先祖のトラウマと同時に、世代間で共有されてきた痛みを、私たちひとりひとりが自らの内なる平和の泉を満たし、内なる光を広げていくことで、抱擁していきたいと思います。
そして、ゆったりとしたハートフルネスな状態に身を置き、ハートの叡智に問いかけます。
「今、自分にできることは何か」「私たちはどんな世界を作りたいのか」「私たちはどう進化できるか」など。
君たちはどう生きるか?
宮崎駿監督の最新作が話題になっていますが、「自分はどう生きたいのか」明確になっていますか? 頭ではわからなくても、ハートの知性(ハートマス研究所の言葉ではHeart Intelligence) つまり、私たちの中の最も賢い潜在意識の部分は、アップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズも明言したように、「知っている」のです。その裏付けとなる科学的エビデンスについては、ハートマス研究所のたロリン・マクレティ博士の「心臓の科学」に書かれています。
私たちひとりひとりが、呼吸を整え、心と頭と体を一致・調和させて、自分の心の内なる叡智に謙虚にアクセスしていくこと、そしてハートが本当に向く方向へ、勇気をもって行動していくことが、求められているのではないでしょうか。
8/6(日)9:00~ハートフルネス瞑想会 一般参加費¥1000(NPO会員無料)
お申込はこちらから(当日8/6 8:50まで)
★初めての方は、初回のみ無料で参加可能ですので、フォームからご一報ください。
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